3月11日(日)晴れ
7年前の2011年3月11日、東日本だけでなく日本中が大きく揺れました。現地に行くことも出来ない私たちに今何が出来るのか?
まだビーバー隊のみんながお母さんのお腹の中にいるころでしょうか?
東日本大震災は、大きな揺れとともに大きな問いかけを私たちの心に刻みました。
私たちは、いつまでもこの震災を忘れず、そなえながら生きていかなくてはなりません。そう、みんなで助け合いながら。。。今のわたしに何が出来るのか、そう問いかけながら。。。 黙祷。
こんにちは!ビーバー隊長のテルさんです!
今回は、西京極陸上競技場のスタンドへ全国から集まった「車いす駅伝」の選手たちを応援に行って参りました!
ボーイ隊とベンチャー隊は、その頃、阪急西院駅前の西大路四条交差点で自主整理員として沿道に立ってくれてました。
正式な大会名称は、「第29回全国車いす駅伝競走大会」だそうです。
普段、大会選手などしか入れない陸上競技場のトラックの中にも入らせていただきました。これだけでも貴重な体験ですよね!
競技場の中では、車椅子の体験などが出来るコーナーがあったので早速体験してみましょう!
↑パラ・パワーリフティングのデモンストレーション、この大きなお兄さんが上げてるベンチプレス、なんと!150kgもあるんですよ!ビーバーっ子たち5人分ぐらいでしょうか?(笑)
↑さすがに150kgを上げるのは不可能なので、5kgのダンベルを持たせていただきました。お兄さんたちがとても大きくて、そして、なによりもとっても優しかったことが印象的でした!ありがとう!お兄ちゃんたち!
↑次に車いすレーサーという3輪のスポーツ競走用車いすにスカウト全員乗らせていただきました! 今回の車いす駅伝の選手が乗っているのと同じ形の車いすです。
めっちゃかっこいいやん! コーナー担当のお兄さんが優しく丁寧にスカウトたちに教えてくれました。
↑乗ってみたくなりますよね〜(笑)副長もチャレンジさせていただきました! が!なんか、大丈夫? お尻! お尻がみっちりと座っているというか、はまってしまってますね(笑)副長、めいいっぱいかっこいいポーズを取ってくれてます!
昨年は、テル隊長がこんな感じで楽しそうに写真の中におさまってましたので、今年は副長に体験してもらいました。テル隊長、今年は乗ってないのです。。。乗りたかった。。。
↑副長、勢いだけは、誰にも負けません! が、さすがにスカウトが走るスピードには追いつけなかったか〜 こんな競走、ここでしかきっと体験出来ないでしょうね〜
↑ご覧下さいこのスカウトの顔! みんなはじめての車いすです。しかもスポーツ用の車いすなので、緊張してますね〜 どうやって曲がるのかな? 思うように曲がれたかな?
こちらは、バスケット競技用の車いすなんだそうです。 足元を見ると確かに頑丈そうなガード?バンパー?が付いてますね。
こちらの方が、前後左右にクルクルとフットワーク良く動けて楽しかったみたいですね。車輪がハの字になっているのは、転倒防止のまめみたいですね。
お〜い!どこまで行くの〜 そこらへんで帰って来てよ〜(笑)
↑お次は、サッカー用の電動車いすです。
これは、さすがに操作が難しそうなので、お兄さんたちのデモンストレーションと電動車いすサッカーで使うボールを持たせていただいたりしました。
↑西京極陸上競技場のトラックの上で全国車いす駅伝応援の記念に係の方がチェキで記念撮影を。。。あれ?これ後姿やん(笑)
ちなみに、まだ選手は来てませんので応援してませんけどね。
表からの姿はこちら↓
↑大会の大断幕の前でパシャリ! これはいい記念になりました!
車いす乗車体験、とっても楽しかったです! 体験にあたり、コーナー担当のみなさんにも優しくしていただき感謝ですね。
では、お礼を言って、一旦、選手たちが競技場に帰ってくるまでの間、その広場で遊びましょう。
↑ということで、木々の中でスカウトたちが大好きな「しっぽとり」をしました! 一回戦は、スカウトを2チームに分けてやりますよ〜
しっぽとり、みんな本気で走り回るので、スタートの合図の前に、お約束!
アスファルトの上には降りないこと、お友達をひっぱったりたたいたりしないこと!みんな仲良く楽しく遊びましょう!
普段、小学校や幼稚園で走り回っている子たちもさすがにゼイゼイ(笑)
それでいいのです!ビーバーの年齢は、とにかく思いっきり走り回るのが良いのです。
さてと、まだ、時間がありますね〜 みんな〜もう一回やる?
もちろん!! だよね〜(笑)ということで、保護者のみなさんにも走ってもらいましょうかね(笑)心の準備よりもまずは、おとなは普段走り慣れてませんので急に走りまわって捻挫や肉離れなど足の故障がおきてあとになって隊長のせいですよ!なんて言われたら困りますからね。みっちりとみんなで準備体操をしておきましょう!
あ、あと、お約束! 保護者のみなさんは、おとなですので、ケガのないように自分で手加減をちゃんとしてください!(笑)以上! では〜、よ〜い!スタート!!
いい汗かきましたね〜 隊長は、お腹が減ってしまいましたので、そろそろスタンドに上がってお弁当の時間にしたいのですが。。。
↑陸上競技場のスタンドに上がるのもなかなか機会がないですよね? これもいい機会です。みんなでお弁当をいただきました。
デザートにゼリーとミニドーナッツがみんなに配られました。隊長のはありませんでした。。。
そうこうしているうちに選手たちがぞくぞくと競技場に戻ってきましたよ!
このトラック、1周400mあるんですが、外から入って来るアーケードを通り、グルッと一周してきてフィニッシュです!
このグラウンド一周するだけでも腕がパンパンになりそう!
あ!トラックのすぐそばにハットをかぶったおじさんたちが!
はい、全国車いす駅伝は、ボーイスカウト京都連盟所属の49もの団が沿道で自主整理員として支援しているんです。で、↑のおじさんたちは、京都連盟の役員の方たちかな?
僕たちは、見晴らしの良い、スタンドの上から大声で応援です!
ラスト〜!!ガンバレー!!
あと少しだよ〜!!!
もう、みんな真剣な顔で応援していました!
スタンドの向こう側まで届く大きな声で応援出来たね!
きっと、選手一人一人にも届いたんじゃないかな?
人を応援するのってとても気持ちいいね。また、機会があったら頑張っている人を応援してあげてね〜
さて、総括です!
今回、全国車いす駅伝という大会を応援してきましたが、車いすを乗っている人ってなんで車いすに乗っているの? そうですね。足をケガしていたり、自分で歩けないからですよね? では、車いすを乗っていて不便なことってなんでしょう?
そうですね。車いすで階段を登ることは出来ません。坂道の登り降りも大変だよね。
もし、君たちの目の前に車いすに乗って困っている人がいたらどうしようね?
助けてあげる?助けてあげれる?
車いすを担いで階段をのぼってあげる必要はないんだよ?
エレベーターのあるところを教えてあげたり、自分では助けてあげれそうになくても周りの人や係の人に助けてあげてもらえませんか?って声をかけてあげることも人を助けることになるんだよ。
小さな体でも、一言声をかけてあげることで助けられることもたくさんあるので、困っている人を見かけたら、まずは、「どうかされましたか?」って声をかけてあげてね!
はい! 今日、隊長がみんなに伝えたかったことはこれでおしまいです〜
では、次回は、4月8日(日)に、西本願寺の境内で活動を行います!
みんな、元気に参加してくださいね!
京都23団のBVS隊のスカウトや指導者のみなさん、みんな楽しそうですね♪ 良い表情です ♡
障がいを障がいってみない、感じないスカウトになってくれると良いナ~♪
なかがわさんだ!!
コメントありがとうございます!
この年代から困っている人がいたらちゅうちょせずに声をかけられる子たちに育って欲しいと思い、車いす駅伝の応援に前隊長時代から毎年実施してきました。
がんばれ~!!って無心で応援する幼いスカウトたち、こんなに大きな声が出るんだね~って、これからのいろんな発表のときに、車いす駅伝で応援してくれた時みたいな大きな声で発表してみてよ~なんて今から楽しみなことばかりです。
あ!今週日曜に長岡2団のBVSピクニックに僕も遊びに行くことになりました~
ビッグビーバーが上進する前にもう一度一緒に遊びたくて(笑)
どこにでも顔を出しちゃうテル隊長をこれからもご指導ください!
なかがわさんからのコメント、本当に嬉しかったです!またよろしくお願いします!
びーばーすかうとのみなさん
くるまいすまらそんのおうえんありがとう
ぼーいとべんちゃーのおにいさん・おねえさんもがんばっていましたよ!
テル隊長
活動報告ありがとうございました。
ビーバーさんの活躍も見たかったのですが、西大路五条周辺の自主整理員のお仕事に集中しており、見に行くことができませんでした。
ボーイもベンチャーも頑張って、選手が安全に走れるようしっかり交通整理をしてくれました。
ブログでのご報告ありがとうございます。
初めての見学の方、仮入隊の年長さんも楽しそうにされていますね。
いよいよ4月で入団・入隊ですね。
晴れのその日を楽しみにしております。
by H副団委員長
H副団委員長、いつもコメントありがとうございます!
次の活動から新学期突入ですね~
今回初めて来てくれた見学者も活動後に早くみんなと同じ水色のポロシャツを着たい!ってその足で買いに行かれたそうです(*´˘`*)
今年も賑やかなビーバー隊になりそうです。サポートよろしくお願いいたします!
今回も楽しい活動をありがとうございました。
とても有意義な体験となりましたね。
これからも、ビーバーの大きな輪をもっともっと大きな輪に!
皆さんの活躍に期待します。
団委員長
団委員長もホントは車いす乗りたかったんでしょ??(笑)
去年は、人数が多すぎて体験乗車をおとなしか出来なかったんですが、今年は、集合時間より早く現地入りして運営本部に体験乗車させてくれるようにお願いしときました(笑)
来年はいろんな団にもっと声をかけて一緒にスタンドを埋めつくしたいです!
大きな輪、もっと大きくしちゃっていいんですか?(笑)ならば!がんばっちゃいますよ(笑)
ビーバーの活動でも、保護者が続けてほしいと願うプログラムの1つです。
困っている人がいたら躊躇わず声掛け出来る人になってほしいと始まったプログラム。
今パラリンピックがされていますが、選手の皆さんは本当に感動を与えてくれていますよね。私は車椅子駅伝の奉仕をさせてもらい選手の皆さんが頑張っているのを見ているだけで涙が出てくるほど感動しました。一生懸命頑張っている姿は尊いです。それなのに、女子駅伝ほど世間の方の理解はなく、『なんでこんなことして信号停めてるんや』と苦情を聴くのが辛かったです。あれから10年近く経ちましたが、世間の方の理解は進んだでしょうか?
なりたくて車椅子の生活をしている方は一人もいません。それなのにあまりにも自分中心の考え方。そういう方が一人でも少なくなればと思います。
障がいをひとつの個性と捉えるにはまだまだ難しいかもわかりませんが少しでも、理解が進み、ひとつの個性と捉えられる日が遠くないことを願っています。
車いす駅伝の応援プログラム、年々進化していってますね。
毎年続けてほしいプログラムです。
実は、私も半年前に初めて車いすを体験しました。腰痛がひどくなり、イタミにたえて伊丹空港へ。広い空港で初めての車いすでした。
近くを小走りに歩く人とぶつかりそうになり、思った以上に怖かったですね。
車いすの方を見かけたら、廻りを走らないことも大切ですね。