8月17日 夏キャンプの午後。
川遊び、ハイキング、スイカ割り、手旗訓練・・・
楽しいイベントや、厳しい訓練のプログラムが
準備されていると思いきや、
自習の時間です。
各自が問題集や参考書を広げて静かに過ごします。
見守る指導者も驚く程の集中ぶりです。
80分間、お茶やお菓子を口にする僅かな時間以外、
私語も無く。
班の仲間と自分達の生活を、自律によって作り上げていく。
スカウトキャンプの面白さは、
生活の意識を高めることにつながる点にも有ります。
自習の後は、班の作業やお風呂代わりの水浴(プール)。
それが終ると、干し物の片付け、夕食準備と
スカウト達の生活はフル回転。
ボーイスカウト運動の特徴は青少年の自主活動であること。親に「宿題をしたか?」と、せかされることなくメンバーと一緒に自主的に勉強できるのはうらやましい限りです。
テントを立て、ロープワークを駆使して工作物を作り、地図を読図してハイクに出かけ、魚のとり方やその魚の判別、夕食調理など長期キャンプの中で班のメンバーで楽しく経験した事は素晴らしいスキルアップと良い思い出になったことでしょう。
これからは、このような自習時間をしっかりとることが、ボーイ隊の長期キャンプには欠かせないのではないでしょうか。
中学生は勉強にクラブに忙しい。その中で、いかに時間を工面して班集会や班キャンプを計画・実施し、さらに隊のキャンプに参加できるかです。
その時間を工面した経験を通じ、社会人になって「奉仕」の時間を工面できる人物になることを期待しております。 保護者 K.F
キャンプ地から部活に行く、そして、自習時間を設けて勉強する。ボーイスカウトのキャンプは特別なものでなく、普通の生活が出来てこそですよね。
次は5泊6日に挑戦しますか❗