プログラムの作り方大公開!その1

こんにちは!

ビーバー隊長のテルさんですw

今日は、今進めているビーバー隊の隊集会プログラムの作り方をナイショで大公開しちゃいますよ~

早速ですが、

リーダーは年度始めに年間プログラムというのを作成するんですが、あのカレンダーに書いてあるタイトルって実はまったく中身を考えずに季節やスカウトのリクエストなどから、(テキケト~にw)作ってるだけなんですよねwww

で、今回はその中から、来月に実施する予定の「スペースコロニー」という隊集会のプログラムをどうやって作ってるかを公開しちゃいますね。

※これは、あくまでテル隊長流なので、ご注意を。。。

隊長をしてて、よく言われるのが、よくこんな手の込んだプログラムを考えつきますよね?って声なんですが、

え?

僕が全部考えているわけじゃないですよ?

一人の頭の中で考えられることなんて、たかがしれてますからw

一人よりも二人、二人よりも大勢の方の言葉を聞くことで一つのアイデアも広がりがかわりますからね。

ということで、僕がどうやってプログラムを組み立てているか、ここで実際に繰り広げてみましょう!

今回その1で登場人物していただくのは、僕隊長と副長と保護者Aさんです。

では、スタート!

まずは、これから登場していただく数名の保護者にメール配信です。内容はというと。

「スペースコロニーというタイトルでプログラムを考えたいので、宇宙というキーワードで僕と言葉の連想ゲームをしていただけるお時間をくださいな~」

第一報は、たったこれだけw

重要なのは、

形のないところから形を作り出すのに必要なのは「イメージ」すなわち「ことば」なんですよね。

早速、うちの頼りになる副長から、プログラムの想定文をいただきました!想定文とは、その活動をどんなテーマで繰り広げるのか?という一番大切な部分になります。※想定文は、プログラムがあらかた揃ってから考える場合もあります。

副長さんからいただいた想定文の概略は、次の通りです。

「地球には存在しない病原菌が発見された!地球にある資源ではこの病原菌をやっつけられないのでスカウトのみんなに宇宙ステーションへ行って薬の元を集めてきて欲しい!」

どうですか?これで活動の動機付けが出来ましたね?

この想定文のアイデアは、いくつかのブースを巡って、それぞれのクエストをクリアしたら貰えるアイテムがあったら盛り上がりますよね?って話と知育菓子「ねるねるねるね」ってなんだか薬っぽいねって話からの展開でこんなワクワクする想定文になりました。

副長: 宇宙旅行するなら、やっぱ、宇宙服が欲しいですね~

隊長: はい!それいただきます!wゴミ袋二枚使って病原菌にもやられない宇宙服を作りましょw

まだまだこれだけでは2時間のプログラム時間は、埋められませんね。

翌日、ここまでの話を保護者Aさんに話してみました。

隊長: で、どうやって宇宙に飛び立たせたらいいですかね?キーワードは「飛ぶ」か~

保護者A: そういえば、うちの子、夏休みの課題で牛乳パックとストローを使った竹とんぼならぬ紙とんぼを作って、飛んだ距離を定規で測るってのをしましたよ?

隊長: 2年生って距離の概念は知ってるんですか?

保護者A: 2年生の春に定規の使い方とメートルまでの単位は教えてもらってるみたいですから大丈夫だと思いますよ?それに運動会で50m走を走ってますから50mがどれぐらいの距離なのかぐらいはなんとなくわかるんじゃないかな?それに足し算のお勉強にもなりますしね。

隊長: お!ならばそれいただきましょう!いつもならどんだけ遠くに飛ばせるか?ってのを競ってますが、たまには、知的なゲームもいいですもんね~

クラフトと距離計測のミックスプログラムの完成!ただ、ここで隊長は考えなきゃならないのが、ちゃんとした計測は、カブ隊以上になったらやるんですよね。

ビーバー年代に合った知識レベルに留めた遊びの中での簡単な計測という限定付きでプログラムを考えていくようにします。

やりたいことは山ほどあっても、ビーバー年代の知識レベルや体力レベルに合わせたプログラムに仕上げるのが隊長の役割でもありますから。

次に、保護者Aさんのお宅では、筑波宇宙センター(JAXA)へ見学に行ったことがあるって話から、どんなブースが体験出来ました?って話で、

保護者A: なんか五感を使った体感ゲームが出来たらいいですよね~JAXAでは、スペースシャトルの発射時の音や振動を体験出来たんですよね。子どもが入れるぐらい、そうだな~冷蔵庫のダンボールとかあれば、目隠しして、暗闇での音や振動が普段と感じ方が違うってことを体感出来ると思うんですが。。。

隊長: はい!それそのままいただきましょう!大きなダンボール、入手出来るか探してみますね!

保護者Aさんから、2つのプログラム案をいただきました!

到底、僕一人では、こんなプログラム考えられませんしね。

ここまでの話からわかるようにプログラムって、こうやっていろんな人と話しているうちに形になっていくんです。

これで、宇宙服も着用し、紙とんぼとダンボールルームを使って地球から宇宙に飛び立つことが出来ましたね。

あとは、薬の元をもらうブースで何をするかだな~

その2に続く。。。

お詫び: 毎度文章が長くてごめんなさい。。。この記事の下に、その2とその3を書いてますので、お時間あれば、通して読んでみてくださいね

 

追伸、明日10月22日の桂川地区スカウト大集合は、台風のため中止になりました。楽しみにしてくれていた方たちには、また次の11月12日に京都御苑で23団行事として楽しい企画を準備してますんで、見学希望の方も一度ホームページのお問い合わせ欄より見学希望とご連絡くださいね

1 thought on “プログラムの作り方大公開!その1”

  1. H副団委員長

    吉川隊長
    プログラム作りをいつもどうやって考えておられるのかなと感心しておりました。
    皆様と楽しそうにされているのを伺い、なるほどと思えました。
    これからも子どもたちが楽しんでくれそうなプログラムづくりをお願い致します。
                          By H副団委員長

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