3月24日(日) あいにくの小雨降る中、
天皇盃第30回全国車いす駅伝競走大会
の応援をしに西京極運動公園内に行ってきました!
我が団のボーイ隊以上のスカウトは、西大路五条交差点付近で沿道の歩行者誘導の支援に朝一番から出てくれてます。
今回の活動は、同じ桂川地区の長岡2団と合同で行いました~
始まりのセレモニーでみんなで大きな声で朝のごあいさつ!おっはよ~ございま~す!
この日は、総勢35名ほどの大所帯で車椅子ランナーのみなさんを応援します。
さて、ランナーさんたちが陸上競技場に入ってくるまで時間がありますので、準備していたプログラムを始めましょう!
ビーバー隊では、体験から学ぶという教育方法て取ります。遊びながら身につく教育方法ですね。
今日のテーマは、「〝障がい〟ってなんだろ?どんなだろ?」ということを学びます。とっても難しいテーマですよね?
私たち大人でもわかってるようでわからないことだらけです。
なので、難しいことは言わず、実際に体験してみましょう。今回は視覚障害についての体験です。
スカウトが目隠しをして前が見えない状態で保護者さんが手を引いて、スロープを付き添い歩きます。
スカウトたちは、目の前が真っ暗なので前に進むのが怖かったことでしょうね。
保護者さんたちは、目の見えない人を街中でどう誘導したげるのがいいのかを考えながら歩いてもらいます。
クネクネ曲がったスロープ、途中で電動車椅子に乗った方が通られました。みんな声をかけて左へ寄りましょう。こういう声かけも視覚を失った方たちにとっては安全に歩行するのに大切なことですね。
続いては、目隠しをしたまま箱の中に何が入っているのかを手で触って当てます。
何が入ってるんだろ?箱は3つあります。3箱とも中身を当てたらクリア!
さてさて、箱の中身はなんじゃろな~♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
後ろのスカウトに聞こえないようにコソコソ答えを伝えてね~
全員正解!やっる~!
目が見えないと不便ですが、他の感覚を使って周りを判断する力も必要ですもんね。
お次は、みんなが身近に目にする障がい者マークについて、みんなに質問で~す!
このマーク見たことある?
優先座席のマーク!電車の中で見たことあるよ!席をゆずってあげるの~
そだねそだね、これらのマークむ目にしたら、優しくどうぞって席をゆずってあげたり、困ってはるようなら、何か手伝いましょうか?ってまずは声をかけてあげてね!
さて、さっきはスロープを目隠しして歩いてきましたが、次は少し難易度を上げて階段にチャレンジです!
階段は踏み外すと危ないので保護者さんは、二の腕をしっかりと持って、ふらついても大丈夫なようにサポートしてあげてください。ちなみにこの階段、途中にステップフロアがあるので踏み外しにご注意を~
あと1段上がったら平らになるからね。数歩歩いたらまた階段だからタイミング教えて上げるからゆっくり進もうね。
なんて声が聞こえてきました。
さっきの階段は、陸上競技場のスタンドに上がるための階段でした。
小雨が降っているので屋根のあるスタンド席に固まって座りましょう。
まだ、選手の人たちが車で時間があるな~
ジャッジャ~ン!
長岡2団のリーダーさんが何やら黒い袋を取り出してみんなに見せてくれました。
何これ?袋はあけちゃダメだよ~
手で触って中に何が入ってるか当ててね!
なんと中身は、長岡2団のみんなが畑で育てた大根でした~
もう一つあるよ~!お次は匂いをかいで何かを当ててね~!
え?なになに?
こちらも、長岡2団さんが収穫した大根や白菜で漬け込んだ手作りキムチでした~
美味しそう~!!
そうこうやってるうちに先頭の選手がトラック内に入ってきました!
みんなでスタンドの一番前まで行って応援しよう!
あと1周でゴールだよ~!ガンバレ~!
レーサー用車椅子ってすごくスピードが出るんですね~
スカウトさんたち、こんなに大きな声が出るんだ!ってぐらい、大きな声で応援してくれましたよ!
あんだけ大きな声だから、きっと選手の皆さんにも届いたことでしょう。
選にのみなさん、お疲れ様でした~!また来年ここでお会いしましょう!
トラック内になんだか真っ赤なブレザーに白いスラックス、なんとも派手な人がいらっしゃいますよ?誰だろ?
はい!京都市長さんでした~w 隣には京都府知事さんも!みんなで元気にごあいさつも出来ました~
テル隊長の赤いアフロよりも派手に目立つ人を初めてみたよw
さてさて、今日の活動はこれにて終了です。陸上競技場の真正面で大きな輪ですw
ホントに大きな輪ですよね~
もっともっと広がれスカウトで作る大きな輪!
最後は、ビバビバビーバー!
今日もみんなめっちて飛んでるね~w
長岡2団のみんな~!次にテル隊長と会うのは、6月30日のビーバーランドだよ~!
それまでにもっともっとたくさんのお友達をビーバーに誘ってあげてね~!
文 京都23団テル隊長
スペシャルサンクス 長岡2団リーダーのみなさん。
雨の中でしたが、とても有意義な活動でした。車椅子マラソンの選手さんたちすごかったですね。圧巻でした。障害は個性と言えるくらい、お互いを思いやって共に幸せに暮らしていける社会にしたいものです。子どもたちにはその未来を作ってもらえる一歩になった活動だと思いました。
ありがとうございました😊
みたこさん、コメントありがとうございました~🤗
ホント、あの長い距離を腕の力だけで車輪を回しながら凄いスピードで走るんですからかなり上半身の筋力アップしてないと無理ですよね~!
障害を個性だと言えるような子たちへ育てるためには、普段から困った人へちゅうちょなく声をかけてあげられることが大切なんだろな~って思います。しかし、なかなかおチビさんたちだけではそういう機会もありませんから、御家族でお出かけの際など、親御さんがお手本になって声かけをしている姿を見せてあげてくださいね。ビーバーさんの実践としては、お友達と仲良くし、まずはお友達が困っていたら助けてあげることからスタート出来たらいいですね。
カブ隊にあがれば、幼い子への手助けなどからも学んでいけることでしょうね。
こういう感覚は短期で身につくものではなく、普段から自分たちはスカウトであり、スカウトの親なんだという意識を持って普段から生活することを続けていけば、青年になる頃には人に優しい人になってることと思ってます。
まずは、ご家庭でも実践してみてくださいね~